今回は仮想通貨の銘柄分析を行いました。
Astar Network(ASTR)についての記事になります。
この記事を読んでいただけると、次の4点が分かる様になります。
- どの様なプロジェクトなのか。
- どのぐらい期待されているのか。
- 現在の価格、今後の価格予想。
- Astarの購入の仕方。
後述しますがAstarを購入するには、基本的に国内取引所と海外取引所の口座が必要です。まだ口座開設がお済みではない方は、下記の記事から作成してください。
「コインチェックorビットバンク」+「バイナンス」の口座を開設すると購入できます。
バイナンスは下記のリンクから公式の説明通りに進めていただければ、簡単に作成できます。
Astar Network(ASTR)とは?
Astar Network(アスターネットワーク)は、Stake Technologiesの渡邉創太CEOにより開発されました。
2022年1月にローンチされたスマートコントラクト搭載のレイヤー1プロトコルです。ガバナンストークンは「ASTR」。
Astarは、2021年末にポルカドット(時価総額13位の大型プロジェクト)のパラチェーンオークションで3番目の勝者となりました。この結果により、ポルカドットの接続先の一つとしてAstarが選ばれたのです(100ある枠のうちの1つを獲得)。
Astarの特徴の一つに「dAppsステーキング」という仕組みがあります。
「dApps」とは、分散型アプリケーションのことで簡単に言うとブロックチェーン上で動くアプリです。ホルダーは応援したいdAppsを見つけ、ステーキングを行うことで報酬を得ることができます。
報酬の内訳は開発者4:ユーザー1となっており、開発者への報酬割合を高めることでdApps開発者の支援を行なっています。これにより、Astar Network上に優秀な開発者を誘致する狙いがあります。
また、EVM(イーサリアム・ヴァーチャル・マシン)とWASM(ウェブアセンブリー)に対応しています。
EVMはイーサリアムと同じSolidityという開発言語が使用でき、イーサリアム上で動くdAppsを容易にAstar上に移動させることができます。そしてWASMでは、CやC++といった開発者がよく使用する言語を利用できる様になります。
要するに、上記2つを採用することで他チェーンで活躍しているdAppsや開発者の誘致を有利に行うことができます。
Astar Network 今後に期待できる理由
Astar Networkは、とても優秀なプロジェクトです。
今後の伸びに期待できる具体的な理由をあげていきます。
Astar上で新規プロジェクトの開発がハイペースで行われている
coinpost引用
最初の理由は、Astar上で新規プロジェクトがハイペースで量産されていることです。2022年4月中に15以上の新規プロジェクトが立ち上がることが既に発表されています。
レイヤー1ブロックチェーンにおいて「人気のdApps」が存在するか否かは非常に重要なポイントです。
チェーン上で動く「dApps」に人気がなければ、その銘柄を買う需要も生まれにくいのです。例えば、イーサリアムの順調な価格上昇もOpenseaでの需要が大きく貢献したと思います。
いくら良いチェーンでも、需要がなければ人気化せず大幅な価格上昇は見込めません。そう考えるとこの発表には、かなり大きい意味があると思います。
Astar上での開発者達は、先述した「dAppsステーキング」を利用し開発を行いながら報酬が貰えます。さらに、AstarはEVM(イーサリアムバーチャルマシーン)やWASM(WebAssembly)の開発環境を提供しています。
「良いdApps」を生むための「良い開発者」を集める仕組みがAstarには備わっているといえるでしょう。また、今回生まれたdAppsが成功を納めた場合「Astar上で開発を行いたいプロジェクト」が殺到するのではないかと考えています。
これがAstarの今後に期待している理由その1です。
TVLの伸び、規模が凄い
2つ目の理由は、TVLの伸び率がとんでもなく凄いことです。
仮想通貨の指標にTVLというものがあります。TVL(トータルバリューロックド)とは、そのプロトコルに預けられた仮想通貨の総額のことです。
銀行でいう「預かり資産」に似ています。そのプロトコルがどれほど使われているのか把握できる指標です。
ここで私がいつも見ている「DeFiLIama」さんの画像を引用させていただきました。
引用:DeFiLIama
何とAstarは全体の中で17位の位置にいます。これはかなり凄いことなんです。なぜなら、Astarの前後の銘柄は時価総額が数千億円から1兆円を超えるものまであるからです。
Astarの時価総額は2022年4月15日現在で約940億円です。客観的に見ても、最低でも数倍になると思いませんか?
ちなみに13位のNearも直近で価格が急上昇していますが、これもTVLが伸びてることが最大の要因かと思われます。
ちなみにもう一つDeFiLIamaさんの画像を引用。
これは、TVLの伸び率を表すデータです。
引用:DeFiLIama
AstarのTVLの伸び率は異次元です。これが価格が急上昇している裏付けとなります。理由もなく投機的に上がっている訳ではありません。成長していることをしっかりと評価されて上がっています。
これが2つ目の理由です。
さまざまな企業からの出資、実力ある企業との提携
3つ目の理由は、さまざまな企業からの出資、名高い企業との提携にあります。
Astarはさまざまな企業から出資を受けています。
Astarが出資を受けている企業一覧
- ポリチェーンなど 約25億円
- ビットバンクなど 約11億円
- バイナンス 金額不明
- コインベースベンチャーズ 金額不明
- コインチェックLabs 金額不明 etc…
バイナンスやコインチェックなど大手企業が沢山ありますね。ブロックチェーンの中にいる方達がこれだけ評価しているのだから、かなり期待されていると言うことでしょう。
また、コインチェックやビットバンクが出資を行なっていることから、将来的にこの2社へ上場する可能性は高いと推測できます。
そして、Astarはマイクロソフトやdouble jump.tokyoといった超大物企業や実力ある優良企業と提携を結んでいます。
これが3つ目の理由です。
ファウンダーの渡辺創太氏が実力者で意欲的
最後の理由は、Astarのファウンダー渡辺創太氏です。
実力者なのはもちろんのこと、かなり意欲的な人物であります。また、日本人の方なのでTwitterなどでの発言を追いやすいです。
ここでいくつか渡辺氏のツイートを紹介します。
いくつかツイートをピックアップしてみました。
「数兆円を目指す」「アメリカ市場をとりに行く」などの発言があり、これが実現した場合はAstarの価格もかなり上昇していることでしょう。また、自民党の河野太郎氏との議論やTwitterでのやり取りがあることから政界との繋がりもみえます。
私は、「Astarが時価総額でトップ10に入る」いつかその様な日が来ると信じ投資しています。
これがAstarの今後に期待できる最後の理由です。
Astarの現在の価格・今後の予想
Astarは2022年4月17日時点での価格は0.233ドル(日本円で約29.5円)。
時価総額は先述の通り、約910億円。
人によりますが、私は割安ではないかと思っています。TVLやdAppsの量、質からそう判断しました。
中期で1ドル、長期で2ドルぐらいまでは上がる可能性が高いと考えています。Astarが世界で戦い、アメリカの市場をとると考えると決して高望みとは思えません。
上記は日足チャートです。
チャート的にも良い感じかなと思いますが、投資は自己責任でお願いします。
以上がAstarの現在の価格・今後の価格予想でした。
Astarの買い方
先述の通り、「ASTR」は国内取引所で購入することができません(2022年4月時点)。
国内取引所で別の通貨を購入し、海外取引所「バイナンス」に送金して「ASTR」を購入する方法がベターです。
別の記事のリンクを貼っておきますので、そちらを読んでいただけると購入方法をご理解していただけると思います。
「コインチェック→バイナンス」と「ビットバンク→バイナンス」の方法を用意しています。
コインチェックからバイナンスへ送金して「ASTR」を購入する方法
コインチェックからバイナンスへ送金して「ASTR」を購入する方法です。
コインチェックでの口座開設からバイナンスへの送金、そしてバイナンスで「ASTR」を購入する方法を全てまとめています。
以下の順番で記事を見ていただけると良いと思います。
①〜④の順でご参考にされてください。
ビットバンクからバイナンスへ送金して「ASTR」を購入する方法
ビットバンクからバイナンスへ送金して「ASTR」を購入する方法です。
以下の順番で記事を見ていただけると良いと思います。
以上です。
まとめ
以上がAstarの銘柄分析でした。
プロジェクト内容から価格予想、買い方まで説明しました。私は今後のAstarにかなり期待しています。ぜひ、同じ日本人として今後も応援させていただきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ご質問などございましたら、お気軽にTwitterかコメントで絡んでください。
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