国内取引所の口座開設について
今回から数回にわたって「仮想通貨を始めてみたい」と検討されている方向けへ、できるだけ丁寧に仮想通貨の始め方をお伝えしていきます。
本日はステップ1、国内取引所の口座開設について記事にしました。
まずは国内取引所の口座作成を行う事が最初のステップとなります。
とにもかくにも、これを行わないとあなたの仮想通貨人生がスタートしません。
日本円を仮想通貨へ交換するためには、基本的に国内取引所の口座開設が必要となるからです(例外として最近は海外取引所から直接クレジットカード等で購入できる事が増えてきています)。
国内取引所、海外取引所、それぞれ2カ所ずつ開設することを推奨いたします。
なぜなら、万が一の確率で長期的なシステムエラー等が生じた場合、取引ができなくなる恐れがあるからです。
通常はすぐに復旧するので、一大事に至ることはありませんが念のため2カ所ずつ開設しておくことをおすすめします。
「いきなり取引所を作るっていっても・・・。どこが良いの?」
そう心の声が聞こえてきそうです・・・。
安心してください。
ここで、私も使用しているおすすめの国内取引所2社をご紹介いたします。
コインチェック
まずは国内取引所、預かり資産第1位 コインチェックをご紹介します。
- 国内取引所、預かり資産及びアプリダウンロード数第1位
- 上場企業マネックスグループ関連企業
- 取引通貨、全17種類で国内第2位
- 取引所を使用すると手数料無料
- NFTマーケットプレイスがある
- IEOを実施している
- 取引所ではビットコイン含む5種類のみの取り扱い
- 過去に流出事件が起きてしまったことも・・・
まず、メリットに関してお話しします。
コインチェックはあの大手上場企業「マネックスグループ」系列の会社です。
預かり資産、アプリダウンロード数で1位に輝く国内最大手の会社。
「自分の資産を預けるんだから、大手の安心感が欲しい!」って方にはうってつけの取引所です。
また、販売所ではなく取引所を利用すると、な・な・なんと手数料無料の様です!(期間限定の可能性もあるため、要確認)
販売所、取引所の仕組みはまた別の記事で使い方なども含め説明いたします。
そして何といっても、IEO(株でいうIPO、新規銘柄の上場案件)を実施したり、NFTマーケットプレイスを運営していることが凄く魅力的な取引所です。
ちなみにコインチェックが実施した国内初IEOのPLT(パレットトークン)は最大で20倍以上まで膨れ上がりました。
PLTといえば、あの前澤友作さんも保有している銘柄として有名ですね。
次にデメリットについて解説します。
デメリットとしては、取引所ではなく販売所で購入すると手数料が高くなってしまうことです。
その代わり、取引所でビットコインを購入する際は無料で利用できるのですが・・・。
また、2018年にNEM流出事件(コインチェック事件)という出来事が発生し、時価580億円の仮想通貨「NEM」が盗難にあってしまいました。
しかし、この事件をきっかけにマネックスグループの傘下に入ったコインチェックは、NEM流出分を日本円で全額返金しました(相場下落もあり、580億円の被害に対し補償は約460億円)。
全額補償は凄いですねー。
細かい説明は省きますが、当時はホットウォレットで管理していたことが原因となりました。
現在は、ほぼほぼ起こりえない様な仕組みに変わっていますので、ご安心ください。
私も一番最初に口座を開設した取引所であり、今でも利用しております。
「これから、仮想通貨を始めよう!」そんな方には、まずはコインチェックでの開設をおすすめいたします。
公式ページリンク → コインチェック
上のリンクから公式ページに飛び、会員登録ボタンを押して、あとは説明通りに進めていくだけです。
スマホからでも、最短1日で開設できてしまいます。
ビットバンク
次にビットバンクを紹介します。
今、イケイケの会社です。
将棋で例えるとコインチェックはドーンと構えた王将ですが、ビットバンクは売出し中の若手、飛車角といったイメージでしょうか(意味不明)。
- 取引量 国内ナンバーワン
- 全13種類の通貨で取引所での板取引が可能=手数料が安い(スマホからも可)
- 国内で人気のXYM(シンボル)が取引できる
- 板取引がメインのため、投資初心者には扱いずらいことも
- 取り扱い銘柄数が他社と比較して僅かに少ない
まずは、ビットバンクのメリットから書きます。
何といってもアルトコイン含む全13通貨での板取引が可能ということ。
これに尽きます。
コインチェックは5通貨のみ取引所での板取引形式となりますが、ビットバンクは全種類の通貨で板取引が可能なのです。
取引所、販売所の詳細は今回省きますが、とりあえず全通貨の手数料が安いという認識で問題ありません。
次にデメリットです。
デメリットは取引所での板取引がメインとなるため、販売所に慣れた初心者の方には難しい一面があるのかもしれません。
ですが、これは強いてデメリットを挙げるならという形で、実際は板取引によるメリットの方が圧倒的に大きいです。
あとは取引銘柄数が他社と比較して僅かに少ない点ぐらいです。
これまでは販売所がメインであった国内取引所ですが、そこに風穴をあけようとする革新的な国内取引所が台頭してきました。
それがビットバンクです。
最近では国内で人気の高いXYMの取り扱いも国内で最初に始めてます。
非常にトレンドの流れを読むのがうまい取引所です(偉そうですいません)。
私、個人的にかなりビットバンク推しです。
国内取引所では先述したコインチェック、そしてこのビットバンクの2社を利用すれば全く問題ありません。
上のボタンからビットバンク公式ページに飛び、あとは「口座開設」を押して説明通りに進めていくだけになります。
かなりわかり易いです。
最短で1日で開設できます。
まとめ
今回は仮想通貨を始めるためのステップ① 国内取引所の口座開設について記事にしました。
正直、ビットコインやイーサリアム、リップルなどの主要コインだけであれば国内取引所で十分です。
「ポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)の一部に仮想通貨を入れて、安定的に運用したい」こういった考えの方は、良い考えだと思いますし、国内取引所での売買だけで完結します。
しかし、「仮想通貨で人生を変えたい」「大きな利益を狙いたい」そう考える方は海外取引所の口座開設も行い、海外取引所が扱う銘柄を購入するべきです。
なぜなら、国内取引所の取り扱い銘柄は、既に海外で育って大きくなったものばかりだからです。
銘柄数も国内最大はGMOコインの19種類に対し、海外最大手取引所バイナンスは365種類と数が全く違います。
これは決して国内取引所が怠けているのではなく、日本の金融庁の審査が厳しすぎることによって生じる問題です。
私たち日本人はアメリカ人が安く買ったコインを高値で掴まされているのです・・・。
この問題に関して、改正案もでている様で、良い方向に変わっていくことを期待しています。
読んでいただき、ありがとうございました。
次回は仮想通貨の取引の仕方などを取り上げていく予定です。
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